第31話
「魔刻」と呼ばれるボイド。神秘なお話でもたびたび触れてきましたが、今回は実例を挙げて、さらに深く切り込んでいきたいと思います。占星術では「月のボイドタイム」と呼ばれています。一般的に、月の影響力が無効化されることで感情にブレーキが効かなくなったり、思考に乱れが生じたりします。月と惑星の位置によって時間帯が決まり、一ヶ月に12回やってきますが、短い時で5分もあれば、12時間続く長時間のときもあるのです。では実際に何がどのように起こるのか?言葉では知っていても実感している人は少ないと思います。
コンドウが体験した実例ですが、平成31年が始まって間もない1月12日(土)の出来事になります。沼津から旧道で富士方面に進み、交差点を右折したところを警察に捕まりました。場所は富士市西柏原新田10番地になります。普通に聞いていたら「運が悪かったね」程度のお話ですが、注意深く見ていくと面白いことがわかってきます。古来、陰陽師や宿曜師が行使してきた技術に触れ、その力の謎に到達していきたいと思います。
なぜこのようなことが起きたのか?その要因ですが・・
・1月11日(金)23時25分から1月12日(土)17時18分の魚座が示す長時間のボイド中に行動したこと
・25年一緒にいた飼い猫が平成30年12月12日(水)に亡くなったこと
・前日にみた夢で、スピードを出し、前の車をあおり、捕まったこと
・大久保長安の黄金を追及していた呪いのこと
・連日、警察に関係する相談で、この状況を引き寄せたこと
・1月11日(金)の夕方、スイートピーに届いた間違いFAXのこと
・風邪気味で体調不良のこと
・極めつけは、ボイドタイムと受死日が重なったこと
長期のボイドタイムに新規事や自ら意志した行動をせざるえない状況があり、それを護身法で防御させようにも体調不良で効果が薄く、兆候を理解できずに見落とし、そこにうまい具合で外部からのマイナス因子が加わり、いわゆる「魔がさす」状況になりました。この日は受死日と呼ばれ、これを犯すと命を落とす日でもあり、さらに埋蔵金研究に意識をつぎ込んでいたことで負のエネルギーを帯びていました。隠し財宝には、大抵、呪術が掛けられています。黄金の呪いというやつですね。また、相談支援は人のエネルギーをお互いに回流させます。その結果、相手を理解するのに同じようなエネルギーを帯びていきます。スイートピーに届いた間違いFAXの差出し人は埼玉にある自動車販売店営業の近藤さんという方で、警察官の名前も近藤巡査部長、キップを切られた場所が近藤鋼材の横でした。奇跡の近藤三連発!ボイドには電化製品や車等が故障しやすいのも特徴です。こじつけは危険ですが、注意していないと見逃してしまう兆候ばかりです。ボイドは主に、日常生活で行動した時に実行されます。そして、それは善悪問わずやってきます。噴き出すと言ったほうが賢明なのかもしれません。
なぜ、ボイドが用意されているの?自重させるため?何に対し?慢心を打ち砕くためなら、わざわざこのようにする必要があるのか?様々な疑問を抱えながら辿り着いた答えは「目覚めているときのボイドは、昼間の太陽に対する月の謀反」であり、故にダメージが大きくなるのではないかと感じています。海には満潮と干潮があるように、人の体や心に影響を与え、月の支配から逃げることができません。エーテル体は東洋では気と呼び、月とは蜜月の関係になります。少し厄介なことかもしれませんが、行動すると多少なりともエーテル体がついていき、ましてや、エーテル体を鍛えている者には影響が大きくなるので細心の注意が必要になります。そこに虫の知らせや、他人や家族からの信号があり、それを読み取ることが出来るか出来ないかで、後悔しない一日を過ごせるのでしょう。それだけで済んだのか、そんなにダメージを受けたのか、これは巷の成功哲学や引き寄せの法則の内訳にもなります。暦を作る基礎でもあり、国立天文台のHPにデーターとして掲載されてもいます。ボイドについては、歴注下段と呼ばれる、暦では迷信扱いされた「受死日」や、天がすべての罪をゆるすと言われる「天赦日」との関係も見つけましたので、機会を見てお話したいと思います。ただ、これを生活に生かそうとがんじがらめになるようでは元の木阿弥なので、感性を大事に、責任をもった自由を身に帯びていたいですね。