☆コンドウさんの神秘なお話 第四十一話☆
こんにちは!セリナーゼです。今月の神秘なお話を担当させていただきます! よろしくお願いします(^o^)/
令和元年、8月11日(日)の山の日、富士登山に行きました!今回で7度目となり、標高1400m地点にある御殿場口から4時30分にスタートしました。1400m地点でも素晴らしい星空を眺められ、野生動物の鳴き声が聞こえてきました。
御殿場ルートは初めてで新鮮でしたヽ(^。^)ノこのルートは登山道の中でも過酷で、標高差は2300mあります。スタートして少し歩くと「大石茶屋」がありますが、この後7合目まで山小屋がありません。山小屋がないということはトイレもなく、食糧や水分も手に入れることができないということであります。事前に食糧や水分は計画的に用意しておく必要があります。トイレを使用する際も300円~500円ほどかかります。
みなさんもご存知の通り世界遺産、国立公園となっていますので高山植物や火山岩などを持ち帰ることは禁止されています。7合目まで歩くと両太ももをつってしまい痛みが激しくなってきました。自分の周りではリタイアする人も出始め、痛みが引かなければリタイアすることも考えていました。ストレッチやマッサージを行い、痛みが引いたので引き続き頂上を目指して歩くことにしました。8合目を越え、3000mに達してくると空気が薄くなってきます。
左の写真にありますように赤茶けた岩場に変わってきます。気温も12℃ぐらいまで下がります(昼間)。夜間は気温1桁台です。4時30分にスタートし、頂上に到着したのは14時30分過ぎでした。天気に恵まれ、雨に降られることもありませんでした。頂上に着いた時は約10時間近く歩いてきた疲労感も吹っ飛んでました(^O^)
令和元年、御殿場ルートを制覇できたことに大きな喜びと無事に頂上にたどり着けたことに富士山へ感謝の気持ちでいっぱいでした!富士山の神様について、みなさんはご存知でしょうか?「木花咲耶姫命」(このはなのさくやひめのみこと)富士山の御祭神である浅間大神、富士山をご神体としています。美と縁結び、安産の神様、噴火を鎮める水の神とも言われています。実は富士山の8合目から上は神社の境内となっているのです。ゴミを捨てる、唾を吐くといった行為は厳禁です。ご神域の中を歩かせていただく、登山されている方の中には神社へのお参り、富士山を信仰されている富士講の方々もいらっしゃいますので、失礼のないようにしたいものです。
左の写真は、山頂の御殿場口登山道に建てられていた石碑でありますが倒れてしまっています。富士山登頂50回を記念して奉納されたものでありますが、倒れて放置されたままでありました(>_<)なぜ倒れたのかは分かりませんが、登山者の方々も真横をただ通り過ぎていくだけでした。簡単に持ち上がりそうもない、そもそも登りで疲れ果て、持ち上げるほどの余力も残っているかどうかでした・・・
御殿場口頂上には以前、山小屋がありましたが現在は閉鎖されています。富士宮口までは5分ほどで着きますが、山小屋が閉まり(時間によって開店)郵便局の職員の方か神社の関係者の方のみしかおらず、工事関係者の方も不在でした。重たくて、簡単に持ち上げられるものではありませんし・・・早めに関係者の方々の手で元通りなっていただくことをお祈りしています。それにしても御殿場ルートは本当にキツかったです。御殿場ルートの日帰り登山は無理だと思っていましたが・・・何とか行って帰って来れました。富士山だけでなく、山や海に出かける際は十分お気をつけください。
また来年、富士山に登頂します!今月も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(*^_^*)