☆コンドウさんの神秘なお話 第四十五話☆
新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、東京オリンピックも延期となり、医療機関をはじめ、各方面で人類が試されています。その反面で様々なうわさも飛び込んできます。「人類削減政策」を掲げ、高齢者を中心に人減らしを行う組織や生物兵器が実験的にバラまかれたなど都市伝説的なことがたくさん出てきます。マスクやティッシュもそうですが、独り占めではなく困ったときにはお互い様の精神で助け合っていきたいものです。
さて、今回のお話ですが、「コンドウにとって占いとは何なのか?」「良い占い師を見分けるコツは?」「結びに」を掲載したいと思います。最近まで占い師に内面を聞くこと自体がタブー視されていた世の中だけに読み応えがあると思います。出会ってきた占い師達の考えや思いから感じたことを織り交ぜながら書きました。
・コンドウにとって占いとは?
この世界に身を投じて27年が経ちました。「占い」を定義させると難しいのですが、テレビで見かける「星座占い」や「恋占い」などとは一線を画し、三式と呼ばれる「奇門遁甲」「六壬神課」「太乙神数」をベースに「カバラ数霊術」や「金口訣」、「タロット」などを駆使しながら「魂の根幹」を成す宿命や運命を理解するために占断させていただいております。ただ占術は本来必要のないものだとも考えています。なぜなら本来の目的は、「至高の存在の眼」を通じて行うことであり、「天に通ずる道=魂の進化へ」であるからです。軽々しく扱えない意味がここにあります。タロット占い一つ挙げても、ただのカードゲームではなく、その人達が帯びているエネルギー(生体オーラ)を直接視るための基礎として応用されるべきなのです。このような背景をもとに、一般的に普及している商法的な占いでは到達できにくい「占いの神髄」に迫っています。
自分自身が人間社会に属しながら仕事や生活を通じ「パラディン的立ち位置」として機能し、自分達が属している社会を盛り上げ、物質界と精神世界を理解した上で、その力を社会生活のバランスに生かすことを目的としています。ちなみにパラディンとは聖騎士と呼ばれ、ラテン語の「パラティウム」から派生した言葉です。ローマにある七つの丘の名称の一つでもあり、ローマ帝国の初代皇帝であるオクタヴィアヌス頃からの「皇帝の館」が置かれていました。また、欧州諸言語では「宮殿」を表し、重要な位置づけがありました。
コンドウにとって占いとは、「社会を生き抜くための秘策」だと考えています。人生には沢山の落とし穴があります。人は生きていくうえで生かされており、人間社会の外には大宇宙や自然があり他生物がいて、実に様々なサイクルが展開しています。このような事象と我々人間のもつエネルギーを調和させ、エネルギーが満たされている状態の「継続的目安」として占いは機能しています。
・良い占い師の見分けるコツは?
人によって、何が良いか悪いのかは違うと思いますが、あまりにも社会的常識から逸脱したことのみを押し付けてくる占い師や機械的に占断だけをこなす占い師、多額の金銭を要求し、それに固執してしまい、本来の目的を失っている占い師は言語道断ですね。何より「常に内面世界の探究者」であり、すべての問題に対し、何かしらの「きっかけ」を導くことができる占術家は本物です。自分のテンションやモチベーションにより、その時に出会う占い師の良し悪しもあるのですが、それが「今のあなたが引き寄せている最高の状況」なので、そのことを肝に銘じて精進したほうが、今後の人生にプラスとなるでしょう。
・結びに・・
最近よく聞くのですが、「生まれてきて良かったのか?」「この世界が住みずらい」など、人間の存在自体に疑問を抱いている方が増えてきたように感じています。実際そのような方のなかで、自分探しに命をかけてインドに渡り、ヒマラヤ山脈を目指し巡礼途中に命を落としてしまったという方の親族からお話も伺いました。このような行動に拍車をかけてしまうほど、我々の肉体が物質だけではない「何か」で構成されていることは明白です。占術を駆使した宝探しや謎解きを「魂の栄養」とし、人のもつ「ワクワク感」や「幸せのエネルギー」を触発させ、受験や就職活動、新天地開拓など、未知の領域に踏み込む勇気につながるように、「コンドウさんの神秘なお話」を通じて文字に力を与え続けていきたい所存です。